を見9ほかの業界業界スコープてみよう大工工事、とび・土工・コンクリート工事、土木工事、鉄筋工事、左官工事、舗装、屋根工事、防水工事、造園、住宅建設、リフォーム、塗装、内装、電気工事、設備の取り付け、配管工事 など日本政府・民間から建設への投資は、近年の災害復興や令和3年に開催された東京オリンピック・パラリンピック競技大会等に向けた需要はあったものの、平成4年度の84兆円をピークとして長期的に減少傾向にあります。就業者数も減少しており、令和2年はピーク時(平成9年)の685万人と比べて約28%マイナスの492万人となっています(労働力調査 令和2年度平均)。また、就業者の高齢化が進む中、新規入職者は少なく、これからの建設業を担う若手人材の育成が喫緊の課題として挙げられています。そのため働く環境や処遇についての見直しがなされ、ICTの活用等による作業効率や生産性の向上にも期待が寄せられています。今後の建設業は、人口減少や高齢化に伴うライフスタイルや働き方の変化に対応する多様な住宅の提供、防災・減災対策や老朽化対策としてのインフラ整備、高い技術力による海外市場への進出などといった展開が見込まれます。農業・林業・漁業人々のくらしに欠かせない食料を生産したり、森林の育成・伐採な鉱 業どをする仕事です。地中の鉱物を採掘したり、人々の生活に有用な鉱物を分離したりする仕事です。業種を知ろう一般住宅、マンション、ビルなどの建築物やダム、道路、上下水道などの土木施設の建設や整備を行います。この業界では大企業を除いて、一社だけでひとつの建築や建設のすべてを担うことはほとんどありません。コンクリート作業をする、足場を組む、外壁を塗る、内装をするなど、多くの場合、それぞれの業務を専門としている会社が行います。□ 責任感のある人 * 自分の仕事が多くの人の「暮らし」を支えているという意識が必要です。どんな仕事がある?この業界の現状求められる人材とは現場での仕事の場合、体力的なことに加え、業務のなかで技能・技術を習得する吸収力も求められます。また、危険が伴う場所で作業をすることもあるため、作業環境や状況に対して常に注意を怠らない意識も大切です。なお、「体力が必要な仕事」ということで男性向きの業種と思われがちですが、事務系や技術系の業務もあり、女性も活躍しています。生活や社会に必要な建物・施設をつくる適性のポイント□ 注意深い人、安全に対する意識が高い人 * 小さな不注意や見落としが大きな事故につながることもあるため、非常に強い安全意識が求められます。建設業
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